東北ドローンブログ
2024.10.11
福島ロボットテストフィールドでDJI FlyCart30のテスト飛行を実施しました。
皆さんこんにちは!
東北ドローンです。
先日、弊社の研究室のある福島ロボットテストフィールドにて、DJI FlyCart30の運用テストを実施しました。
以前の投稿でもお伝えしましたが、DJI FlyCart30は、DJIの最新の物流ドローンで、機体の大きさはDJIでも最大級となります。
「物流に、新たな未来を」とのキャッチコピーにもあるとおり、DJI FlyCart30は革新的な性能のドローンとなります。
カーゴモードとウィンチモードといった、2種類の物資運搬方法があります。
カーゴモードは大きな運搬用のケースがドローンと一体化して、そのケースの中に物資を入れて運用します。
ウィンチモードは巻き上げ機とロープを使い、そのロープに物資を固定させて運用します。
今回は、ウィンチモードのテストを行いました。
①玉掛けを行った箱をウィンチを伸ばして吊り上げます。
②ウィンチを巻き、完全に巻き終わったら、移動します。
③所定の物資を輸送する位置へ移動が完了したら、ウィンチを伸ばして、地面に箱を降下させます。
④箱が地面に置かれると、重さが軽くなることを自動検知して、ウィンチが外れます。
⑤ウィンチを巻き上げます。
上記の①~⑤を繰り返し、テストを行いました。
目標とする位置までかなり高い精度で、物資を降下させることが可能であることがわかりました。
精度の高い降下により、比較的狭い場所にも物資を運ぶことができます。
まさに、物流の「新たな未来」を垣間見ることができました。
東北ドローンは、引き続き様々なドローンの運用の可能性を追究してまいります。